あしたの私の作り方 試写会

ネタバレ注意!知りたくない人はこの先、読まないこと。


普通の恋愛映画とは少し違い、心の中で思っていることをナレーションのような感じでセリフとして表現しているので非常に分かりやすい。
あと、ケータイのメール画面が非常に多く出てくる。
セリフだけでなく文字を多様しているので気持ちの変化が分かりやすい。


ストーリーに関して言えば、本当の自分探しみたいな感じ。
人に合わせて、様々なペルソナ(仮面)をかぶった自分に疑問を抱く。
本当の自分とは?偽者の自分とは?本当に大切なものは何なのか?
お受験で親からのいらぬお世話、そして、学校生活に恋愛。
14・5歳の思春期真っ只中の女の子がテーマ。


あっちゃんの他に出演しているメンバー
・Aメン ともちん 峯岸先生 なっちゃん
・Kメン えれぴょん かおりん 香菜
主に、あっちゃんの友達として出演してます。みんなでカラオケいったり、登下校したり、教室で雑談したり。

小学生6年生・中学生1年生・高校生の3タイプのあっちゃんが見れます。人気者のあっちゃんであったり、いじめられっこのあっちゃんであったり、一人孤独なあっちゃん、恋愛してるあっちゃんなどなど。

小学生あっちゃんの一言『(小学校の卒業式で親同士が挨拶しあってるのを見て)本当は感謝なんかしてないくせにお礼とかいいあったりして、バカみたいだよね。』cool!


主演の成海ちゃんの美しさと表現力の豊かさはすごい!
こんだけ美人で、まだ14歳とか末恐ろしいです。
もう、ほとんど完成されているような感じ。

客層の9割が女性でした。場違いでしたw。

最後に占星術鏡リュウジさんのトークがありました。
天体望遠鏡がまだなかったころ、人々は土星が宇宙の一番果てにあるものだと思っていたそうで、そこから土星は『限界』といったイメージの象徴なんだそうです。
土星は29.5年かけて地球を1周するそうです。ですから、人は自分が生まれてから土星が1周してくるころ、つまり29歳〜30歳の頃に、人生の限界・転機・転換がおとずれることが多いそうです。
そして半周した14〜5歳のときも思春期とよばれ、中学から高校へと進学したりと転換・転機の時期でもあるそうです。
また、日本では還暦(60歳)がありますが、それはちょうど土星が自分が生まれてから地球の周りを2周したときにおとずれるもので、土星とは本当に転換・転機の星なんだなと思いました。


今日の一番
『悩むということは今の自分に満足していたいということ。さらによりよい自分になりたいという気持ちがあるということ。簡単に乗り越えられる壁より、すごく悩んでしまうような壁の方が成長する。だから悩んだほうがいい』